理科と社会は大丈夫? 成績が上がらない中学生への7つのポイント(小学生の親御さん必見!)


塾講師のケイです。

最近、やたらと理科・社会を苦手とする中学生が目につきます。
もちろん、理科ならこう、社会ならこう、という個別のポイントはあります。
ありますが、まず結論から言いますと、

「理科と社会で点が取れない中学生は、暗記をしていません」
ということです。

  

理科と社会は暗記抜きでは上がらない

英語は文法もですが、「単語」を知らなければ文法の勉強すらできません。
数学は、基本の四則(和差積商)が前提ですが、「公式」を知らなければ解けません。

では、理科と社会は?といいますと、
「語句」を覚えておかなければ得点できません、ということになります。

「語句」とは、例えば、理科では植物では「種子植物」「被子植物」「裸子植物」というような、各単元を勉強するに際して基本的な用語です。
 社会では、飛鳥時代では「聖徳太子」「十七条憲法」「冠位十二階」などですね。

この「語句」は、教科書の中では太字で記されており、学校配布のワークでは、一問一答形式で単元の最初にまとめられています。

理科と社会で安定した得点を上げるには、まず ①この語句が完璧に暗記できていること が大前提となります。

理科と社会の成績を上げるための7つのポイント

次に、②学校のワークや配布されるプリントを利用して、それぞれの設問を完全に解答できるようにトレーニングしておく ことが重要となります。

ここで注意してほしいことは、③定期テスト1週間前の段階でワークをやり始めるような準備の遅さではダメで、1週間前には、おおよそのテスト範囲までのワークを仕上げておく必要がある ということです。

多くの中学生が間違えることですが、「テスト前1週間がテスト勉強の始まりで、それまでは勉強しなくてよい」と考えてしまっている子どもが大勢います。

要領がよく、勉強をしなくても高得点を挙げることのできる秀才くん、秀才さんなら別格ですが(それでも、それが習慣になっていると、普通科高校では確実にやられてしまうので、やはり勉強の習慣はつけておいてほしいものです)、テスト前1週間で、5教科、もしくは期末テストで9教科のテストが課されるならば、まぁ、間に合いません。

20年ほど前までは、学校でしっかり小テストをしていました。単元の途中での理解度をテストし、隣同士でテストを交換して、採点、本人に返してあげるのですね。

今では、なぜか、小テストがほとんどなされていないのが現状のようです(全ての中学校とは言いません。多いのです)。
ですから、多くの場合、成績は定期テストの出来で決まってしまいます。

僕は、この状況は学力の定着の上で好ましくないと思っていますが、日ごろから自分で学習を進めるという習慣をつくれるなら、全く問題ありません。そのための訓練をしておきましょう。

そして、ここが一番大事になりますが、④ワーク・プリント類は2度、3度と繰り返してトレーニングし、どのような問題が出てきてもほぼ解答できるように仕上げておきます。

多くの子どもが、提出物は1度だけ、それも間違えば赤で直して提出、という状況です。

スポーツをイメージすればわかりやすいですが、1度のトレーニングで上達するものでしょうか?いやいや、同じトレーニングを繰り返し繰り返し、身体がなじみ、結果が出るまでトレーニングをするものです。
勉強もトレーニングが必要です。頭がなじむまで、徹底的に繰り返し学習することです。

そのための準備も欠かせません。
ワークやプリント類は、できればコピーをとっておき、繰り返し勉強をするための準備をしておいてください。

もちろん、ノートに課題をして、ワーク類はテスト前にとっておく、という対策もできますが、とかく学校は提出を急がせます。仮に提出できなければ内申点を下げられますので、普段からコピーしておくことは重要な作業となります。

また、⑥添削は○か×のみで、解答を赤で書くことはやめてください。

赤で解答を書けば、そこで勉強は終わってしまいます。
間違えた問題は、問題番号にチェックを入れ、反復できる準備をしておくのです。

逆に、正答した問題は、それ以上の学習は時間の無駄です。効率的な繰り返し学習をするためには、「間違えた問題を徹底的に繰り返す」ことを意識してください。

ここからは、テクニックです。
理科と社会は、答えを見ながらの学習が効果的です。

これは、別の記事で詳しく書いていますので、参考にしてください。時間を効率的に使うために、答えを先に覚え、テストをワークでするというやり方もあることを知っておいてください。

また、⑧理科の場合、計算はその子の状況により、後回しにすることは構わないでしょう。

優先順位をつけて、暗記で済むところを確実に頭に入れることの方が、得点を上げるには効率が良いのです。

ただ、理科の計算問題は、思った以上に優しいことが多いので、決して「逃げる」のではないことは理解してください。優先順位なのです。

小学生のうちから

ここから、小学生の親御様へのお願いになります。

小学5年、6年の理科、社会は、中学での学習を楽にするための基礎を確立するのに最適です。ですが、多くの場合、ワークなどの問題演習もせず、テストだけで済まされています。

実際、都道府県、県庁所在地は小学校5年生で覚えさせられますが、それがすっかり消え失せて中学にあがり、再び中学校で同じことを勉強している、というのが現状です。

歴史や公民など、小6ですでに基礎を学んでいるはずです。中学ではそれを少し深めるだけ。
なのに、さらに中学で「できない」と嘆くのは、もったいないとは思いませんか?

ぜひ、問題集を購入し、中学生と同じような繰り返し学習をしていただきたいと思います。

小学5、6年生でそれができれば、中学で理科社会でそれほど苦しむことはないはずです。

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