発達障害を知ることは、子どもの学力の底上げにつながる!!


塾講師のケイです。

息子が広汎性発達障害の診断を受けました。
息子が3歳の時です。
現在小学1年生、通常学級に通っています。

そして、3年前といえば、
僕が病気で、完全に職を失った時です。

細かいことはプロフィールをご覧ください^^

発達障害にもいろいろあり、
・多動を伴うもの、
・注意力の欠如がみられるもの
・想像力が低く、空気を読むのが苦手である
・視覚優位で、口頭での指示に従うのが苦手
・他人と交わるのが極端に苦手
・空間認知が弱い(形の認識が弱い)
などなど、
まだまだ、挙げればきりがないですが、

・・・何か、気づくことはありませんか?

そう、発達障害の諸症状は、子どもの幼年期には、普通にみられる症状なんですね。
僕ら発達障害の子を持つ親は、その症状を「特性」と呼んでいます。

  

「療育」はすべての子どもに応用できる!

僕らのように、医師から発達障害の診断を受けた子どもを持つ親は、
子どもを「社会適応」させるために、「療育」という機関に通わせます。

「療育」とは、端的に言えば、
その子の特性を認識しつつ、社会適応できるようトレーニングさせる」
と想像していただければ、分かりやすいかと思います。

大事なのは、「その子の特性を認識しつつ」というところです。
特性を克服するのではないのですね。
発達障害の特性は、なくなるものではない、と言われています。
大人になっても、付き合わなければならない、その特性。
それを自覚、認識して、自分を社会適応させていく。
それが、療育、なんです。

実は、療育で受けるトレーニングを、通常発達の子どもにさせると、
一層、協調性や学習効果が高まる
ことが認知され始めました。

以前は、保育園、幼稚園でも、もちろん小学校でも、
口頭での指示が当たり前、
その指示に従えない子どもは、
「ダメな子」のレッテルを貼られていました。

現在、その考え方は徐々に氷解しています。

正しい靴の置き方を、下駄箱に写真付きで張り出す、
給食の時のうつわの置き方を絵や写真で示して、机に置いておく
机には、名前の書いたシールが貼ってある
今日の予定を、朝の段階で黒板に書いておく(イラスト付き)
感情が高ぶった時のクールダウンの部屋を用意しておく
困ったときに出す合図を決めて、生徒に伝えておく
国語の教科書の本文を黒板にはり出して、ポイントを視覚的に指示する

このような取り組みがなされ始めました。

よく考えればわかることですが、
僕たち大人も、口頭での指示よりも、文字での指示のほうがわかりやすい上に、ミスが減りますね。
その指示が、カラフルなイラスト付きだと、なお分かりやすい。
だから、会社でのプレゼンは、パワーポイントで、
かつ、カラフルなグラフやイラスト、映像が多用されている。

障害があろうと、なかろうと、同じなんです。
一人ひとりに分かりやすい、取り組みやすい流れにすれば、
理解度は自然と上がってきます。

理解度が上がるということは、学習効果が上がる、ということです。
当然のことなんですね。

発達障害の子どもは、通常の子どもに比べ、
何かの能力が極端に苦手であることが多く、
そのために、それぞれの特性に特化した対策が研究されてきました。

・とにかく褒めよう
・スモールステップで、成功体験を多く積ませよう
・その子の気持ちに寄り添おう
・他と比べないようにしよう
・特異な行動をする時は、理由があるので、やたら叱責せず、冷静に分析しよう

・・・こうしてみると、普通に、普通の子の子育てに応用できると思いませんか?
まさに、そうなんです。
発達障害の子どものためにされてきた研究と、その分析、そしてトレーニングは、
一般的な子どもの成長を促すうえでも、十分に価値のあるものなんです。

是非、発達障害への認識を深めてください。
このサイトでは、そんな発達障害への認識を高める取り組みもしていきます。
障害があろうと、なかろうと、是非、お子様の学習や子育てに役立ててみてください。

発達障害への認識の現状

僕は、息子がきちんと診断を受けて、早い段階で対応できたことを喜ばしく思っています。
苦手と言われていた数的理解も、早めに対応し、
今は、人より早く、繰り上がりの足し算や、繰り下がりの引き算ができるようになりました。

まだまだ、発達障害への偏見は強く、
一般の人が自分の子を障害があるとカミングアウトできるような社会ではありません。

その診断をうけた際の親の気持ち、特に、産んだ母親の気持ちは、
「わが子と自分に死刑宣告を受けたようだった」と。
診断を受けた後、妻が車の中で泣きじゃくっていたのを、僕は今でも忘れません。

「この子の将来はどうなるの?私のせいだ、私がこんな風に産んだせいだ」と。

ですが、障害があろうとなかろうと、
その子の未来は、その子が切り開きます。
障害は特性であり、個性なんです。
個性なら、プラスにも働きます。そういうことです。

親である僕らが過剰に不安がらず、しっかりと展望をもち、成長を見守ることで、
必ず、子どもは宝石のように光り輝くのだ、と僕は信じています。

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