英語が伸びない→音読をしていない


塾講師のケイです。

ここで、英語学習における「音読」の重要性を伝えたく思います。

  

なぜか、教科書の丸暗記が英語力を上げていた

私は、主に英語を指導しています。
はっきりいって、中学生の時、英語はそんなにできていません。
通知表も「3」です。

ただ、
高校生の時、教科書を丸暗記する、という勉強を繰り返し、
理屈では分かりませんでしたが、400人中、20番位になり、
そこそこの国立大学法学部に入ることができました。

その時の「理屈がわからない」が、明らかに分かったのは、
私が塾講師になり、そして、
「高校生に英語を教えよ!」
という、上司の命令が下って、
死に物狂いで勉強を開始した時でした。

塾で中学生相手の英語を教えていたものの、
高校英語の語彙も文法も、
頭からすっかり抜け落ちていて、

とりあえずやり始めたことが
①自塾で使う、分かりやすい文法教材をつくる
②高校の英語の教科書を、片っ端から覚える。
③巷で評価の良いテキストを片っ端から購入して、学習法を研究する
の3つでした。

①に関しては、やりすぎでした。確かに、レベル差がある高校生を一律に教えるテキストを作るなど、はっきり言えば、無謀以外のなにものでもありませんでした。
ですが、このことが、後に、自分の英文法の体系をゆるぎないものにしてくれました。

①は別格ですが・・・
②と③を試した結果、分かったことがあります。
それこそが、中学、高校と、私が分かっていなかった、英語の成績を上げる「理屈」、根拠でした。

英語の成績をあげる、その手段とは、
英語の「音読」と「暗唱」、加えて、「暗写」と呼ばれる、速記です。

高校で英語の成績が一気に上がったのは、
確実に、大量の英文を「音読」し「暗記」した結果でした。

音読がなぜ英語力を上げるのか

今では、英語の勉強法を謳う書籍のほとんどが、
「音読」重要性を訴えています。

ここで、よく考えてほしいのです。

なぜ、「音読」しなければ、英語が上達しないのか
逆に、なぜ、音読で英語力を上げることが可能なのか。

私は、よく生徒に、日本人と他のアジア圏の人との英語能力の違いを解説します。
アジア圏の方々は、多くは母国語に加え、英語も話せます。
日本に来られているアジア圏の方々は、それに加え、日本語も流暢ですね。

なぜでしょうか。
それは、「使う言語が、生きるために必要不可欠か否か」の違いであると、
私は確信しています。

英語が生きるために不可欠

アジア圏の方々は、英語が使えなければ、仕事にありつけないことを知っています。
自国の経済だけでは、自分や家族を養うことが難しいのです。
だから、海外へ出ざるを得ない、
もしくは、外国の方と交わらざるを得ない、
その時、現状で世界の公用語である英語が使えないというのは、
生きる上で致命的だといえます。

では、日本ではどうでしょうか。
経済的には危ないと言われながら、
平和ボケした日本人は、まだ自国で経済が回せると思っている人が大半です。
だから、英語は「教養」でしかない。。。
ビジネスで必須ではない以上、
真剣に勉強する必要がない、
おまけに、日本では、英語が使えなくても生きていけるのです。

「英語をつかわなくてもいい環境」であるから、英語を使わない、話さない、
結局、上達しない、となります。

私はよく「バーチャルな英語環境を作れ」と生徒に言います。
日本で「英語漬け」にするのは難しい、
でも、トレーニングとして、体に英語を染みつかせる、唯一の手段がある、
それが、英語の「音読」と「暗唱」を繰り返すことなのです。

3か月で3問が29問に

私自身の体験として、面白いものがあります。
高校生への指導を義務付けられた当時、英語の資格らしい資格を持っていませんでした。
最悪、「英検2級から資格をとらないと」と考えた私は、
早速、テキストで模擬試験をしてみたのですね。
すると・・・
リスニングが、30問中、正答がたったの3問だったのです。。。

これには、さすがにプライドが傷つきました。
塾講師ですからね・・・

次の日から、リスニングのCDをひたすら聞きまくりました。
問題を解いていたら、できなさ過ぎて、プライドがズタズタになります。
答えを見て、日本語訳も見て、英語構造も確認したうえで、聞きまくったのです。

途中から、ストーリーを覚え、
一緒に口ずさみ始めていました。音読ですね。
それができ始めていたのは、聞き始めて1か月、
1日に1~2時間はリスニング漬け、だったと思います。

そして、3か月後、本番の試験を受けた私は、
「英検2級リスニング 30問中29問正答」
という成績を残しました。

まぁ、英検2級ですから、実力者からしたら、大した資格ではありません。

何が言いたいか、というと、
今は、どの英語の書籍にも、CDがついていて、ネイティブの発音を確認できます。
それに合わせて「音読」し続ける、これだけで、
短期間で英語の成績を上げることができる、ということです。

関連性を意識して

ただ、読む英文の意味、解釈がきっちりできていないと、
効果は半減するとは思います。
関連性のない暗記は、すぐに消えてしまうのです。

英語を、会話として、ストーリーとして、言葉とそれらを関連させておくと、
イメージとして頭に整理され、記憶が残りやすくなります。
よく記憶術で、暗記の際に風景などと一緒に覚えるよう指示されたりします。
人間の頭は、関連付けを多くすればするほど、定着しやすくなります。
僕が英検で効果を出したのは、リスニングの中で、会話とストーリーも暗記していたからに他なりません。

いずれにせよ、「音読」は、英語を含めた語学を効率よく学習する上では、
絶対に避けて通ってはならない、と断言できます。

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