高校数学が伸びない・・・なら、チャート式の活用(黄・青・緑)


塾講師のケイです

高校生になって、「数学が伸びない」と訴える生徒は、かなり多いです。
中学生ではできていたのに、高校生になって、極端にできなくなった・・・
原因として、
中学の時と同じ勉強法をしているケースが目立ちます。
  

高校生がおちいる、成績の上がらない勉強

中学の時と同じ勉強法とは、
「学校の授業は流して聞いて、
テスト前の一週間で詰め込み勉強をし、テストに臨む」生徒が大半なのです。
・・・無理ですね、このような勉強では、伸びません。

また、数学が好きで好きでたまらないのに、伸びない、という生徒もいます。
「好きだから、難しい問題だと燃える!!
自分で何が何でも解かないと気が済まない、
1問で1時間以上かけてしまう」
う~ん・・・いずれ伸びると思いますが、定期テストや受験では間に合わないと思います。

次の2点を意識してください。

高校数学で意識する、2つのポイント その1

まず、
予習は3、復習は7の比率を実践してください。
必ず、数学は予習が必要です。
次に行う範囲の問題を、自分で解いておく、ということは、
アウトプットの実戦として、必ず必要なのです。
また、分からないところを明確化しておく、
という意味でも、予習は欠かせません。

ですが、予習は短時間に抑える必要があります。
高校生は、英語や国語も膨大な予習や課題の量が課されます。
じっくり予習など、できるわけがないのです。
「ざっと、流し予習をする」
この感覚ですね。

・・・たまに、完璧に予習ができていないと、激高する教師がいたりします。
「連帯責任だ!!」とか言って、立たせた上に、前後左右の生徒まで立たせたり・・・
・・・ストレスですが、ほっといて、立っておきましょう。

予習の意味を考えれば、
完璧な予習など、必要はありません。
復習こそ、数学の実力を上げるのに不可欠なのですから。

復習の段階で、解けない問題を「解ける」ものにしておく、
その効率を最大限に上げる素材として、
後述する、「解法をチャート式にまとめる作業」が必要となります。

この、「復習」を日頃からしないことで、
頭が覚えるだけの記憶マシーン、
私は「脳の化石化」と呼んでいますが、
そうなってしまっていることが、
高校生の「数学ができなくなった」という原因の主なものです。
復習には、予習以上に時間をかけて検証することが必要ですから、3:7の7、と断言しています。

高校数学で意識する、2つのポイント その2

そして、チャート式です。
基準となるテキストをチャート式に一元化しましょう。
塾や学校から、様々なテキストを渡されると、
やたら問題数が多くなり、
全てをこなせば、膨大な時間を浪費する可能性があります。

・・・受験における数学の問題公式や解法パターンには、限りがあります
ですから、要は、その解放パターンを確実に暗記し、応用できれば、
必要以上の問題数をこなす必要はありません。

逆に、そのパターンを体得する限りでは、
問題をこなしておく必要があります。

私は、
「数研出版 チャート式 黄or青、または緑」
を軸に、パターンを潰すことが、最も効果的な学習だと考えています。

チャート式は、「例題」という形で、解放パターンを1つずつ解説しています。
その「例題」を1つずつ、完璧にしていくのです。

パッと見の判断で、できる問題には○をつけ、
考え方のわからない問題には×をつけ、
×の例題を潰す作業を徹底します。

この時、必ずしも問題を「解く」必要はありません
計算力を上げる作業と、
数学の問題の解法が判断できる力とは、
区別してトレーニングしてください。

数学では、確かに計算力も必要ですが、
最も大切なのは、
問題を見た瞬間に、解法がひらめく力、
この力なくして、数学は前へ進めません。

そして、時間を節約するためには、
計算する時間を極力短くして、
それでいて、大量の問題にあたり、
パターンに慣れておく必要性があります。

チャート式の問題集は、そのパターンを潰すのに最適なテキストだと言えるでしょう。

情報の一元化=テキストはなるべく少なく

僕は、高校生には、チャート式の例題を軸にして、徹底的に頭に叩き込むように、指導しています。
学校の課題などは、できれば計算のトレーニングにしてもらいます。
処理の遅い生徒には、学校の課題は解法の確認だけに留め、類題をチャートで探してもらい、チャートにマーキングをしてもらいます。
「情報の一元化」のためです。

勉強をする際、多くのテキストを見ながら、あれこれ勉強するほど、時間の浪費はありません。
「究極の1冊」を持つこと。
どの教科でもそうですが、数学のようにテキスト・プリント数がおおいものほど、
「究極の1冊」を作り上げることを意識してください。
かつ、
時間をかけすぎてはいけない。
できあいのもの、つまり、すでに完成されているもので補えるなら、
ノートを作らないほうがいのです。

その意味で、チャート式に絞るのは、非常に効果的だと言えるでしょう。

チャート式を使っていて、成績が伸びない場合、
やり方が間違っている可能性もありますが、まだ問題パターンが頭に入っていないから、という可能性があります。
チャート式の学習は「即効性を求めるものではない」ので、じっくり腰を据えてください。
即効性はありませんが、安定性は抜群です。確実に伸びていきます。

チャートの色の区別

最後に、チャート式の色の峻別方法を伝えておきます。
文系数学で、2次試験に数学が必要な場合、黄色のチャートが良いと思います。
理系数学の方ならば、青チャートをしておいたほうが良いと思います。
センター試験のみに特化するのであれば、緑チャートです。
ただ、文系でも、学校の定期テストに対応させるのであれば、黄チャートを選んでください。

いままであれこれしていて失敗した方、テスト前にしか勉強していなかった方、参考にしていただければ幸いです。

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